キレイなビーチだけではなくて、セブ庶民の生活が見られるようなところにも行きたいな、とお考えの方には、断然マーケットをお薦め。
セブのマーケットと言えば、ガイドブックにも必ず載っている「カルボンマーケット」がいちばん大きくて有名です。ここはまさに庶民の生活の場。生活に必要なものは一通り揃いますし、野菜も魚介もスーパーとは比べられない新鮮なものが、格段に安く売っています。ですから、朝夕は地元の人たちでごった返す、と言うのも当然のこと。ここに一歩足を踏み入れたら、セブ庶民のエネルギッシュなパワーを肌で感じられること間違いありません。
ただ、一つ残念なのは、ここがセブの中でも治安の悪さで有名なところだということ。実際、私のフィリピン人の友人が二人、カルボンで被害にあっています。一人はジプニーから降りた途端に、腕をいきなり切り付けられて、鞄をひったくられてしまい、もう一人は、リュックを背負って歩いていたところ、「動くな!」と男に脅され、その場でリュックを切り裂かれてしまったのです。ちなみに後者の彼女、本当に金目のものは一切無く、そのときの所持金はポケットに入っていた53ペソだけだったそうで、最後には強盗もすっかり諦めて去って行ったとのこと(ポケットの53ペソには気が付かなかったそうです)。それでも、やっぱり怖いですよね。
ただし、これはあくまでも夜に起こった話。昼間はそれほど危険なことはありません。私ヤモリが女一人で買い物に行ったことも何度かありますが、恐い目にあったことは一度もありません。とは言え、何を盗まれてもよいように、必要最低限の小銭をポケットに入れるだけにしたほうが良いでしょう。子連れでは絶対に行かないように。もちろん、薄汚れたT-シャツにジーンズと言うスタイルで。
こんな話を聞いて、行ってみたかったけど怖くなったわ、と言う方は、マンダウエマーケットはいかがでしょうか。カルボンよりずっと規模は小さいのですが、庶民の熱気は充分に味わえますし、カルボンより治安は良いようですよ。
これらのマーケットでは、新鮮な野菜はもちろん、ちょっとさっきまで元気に泳いでいた新鮮なお魚さんも買うことが出来ます。お刺身にだってすることが出来る新鮮さですが、素人判断でお刺身にしてしまうと、後で痛い目にあってしまうかもしれませんのでご注意を。
肉売り場では、セブの高い気温の中、大胆且つグロテスクに切られた肉が山積みになって売られているのにはびっくり(かなりオカルトチックな風情です)。いくらなんでも、これは衛生面で問題があるのでは?と思うのですが、肉売り場の後ろで今捌かれたばかりのお肉が並ぶのですから、様々な過程を経て、いろいろな薬品等で加工された日本のお肉より、よっぽど天然で新鮮だと言えるでしょう。でも、買うには、やっぱりちょっと勇気が必要かな・・・。\




