「地球ラジオ」は、日本国内にはラジオ第1放送、海外にはNHKワールド・ラジオ日本(短波)を通して、生放送しています。世界中で放送をお聴きのみなさんから、EメールやFAX、手紙を送っていただき、放送の中でご紹介していく地球規模の双方向番組です。(地球ラジオHPより)
この番組に2月24日、ヤモリが生出演いたしましたので、その内容をご報告いたします。
麻千子さん(ヤモリの本名です)、まずマンゴーはどんな果物なのですか?
--マンゴーはいろいろな種類がありますが、フィリピン産のマンゴーは緑色から黄色で、縦およそ15センチ、幅およそ8センチくらいの楕円形の木の実です。木の高さは40メートル以上に達します。
マンゴーは絶妙な甘みと酸味のバランスの上品な味わいが魅力だと思います。特にセブ島のマンゴーは香りがすばらしく、なめらかな食感と形のよさが魅力で、マニラに行く人がお土産にするくらいフィリピンでも有名です。
そのマンゴーがおかずとはどういうことですか?
--フィリピンの主食は米ですが、こちらでは果物のマンゴーが結構おかずになるんです。フィリピンの人は、驚くほど野菜を食べないで、肉ばかり食べているのですが、果物は好まれています。その中でもダントツ人気なのがマンゴーなんですが、それが、おかずになっちゃうのはびっくりなんですよ。
そのままおかずとして食べるのですか?
--熟する前のグリーンマンゴーがおかずとしては好まれます。それとセットになって出てくるのが「バゴオン」と呼ばれるものです。ちっちゃなエビを塩辛にしたような感じのものなんですが、それをグリーンマンゴーと一緒に食べるんです。これだけで、おかず一品出来上がり。フィリピン人の夫(セブ侍)はこれが大好きですが、バゴオンのにおいがきつくて私はダメですね。
熟したマンゴーはどうですか?
--熟したマンゴーも、おかずになるようです。日本食のレストランに行くと手巻き寿司があって、マグロなどおいしいお刺身がたくさん巻かれますが、その中に「マンゴー巻き」なんていうのがあるお店もあります。また、カリフォルニア巻きというと普通はカニカマ、アボカド、マヨネーズ、白ゴマが使われるようですが、フィリピンでは当たり前のように、アボカドではなくマンゴーが使われます。はじめは、フルーツとお寿司なんて気持ち悪いと思っていましたが、食べてみると結構酸味が利いていて意外なほど違和感のない味でした。
そちらでのマンゴーの値段はいくらくらいでしょうか?
--フィリピンでは日本とは比べられない価格で、おいしいマンゴーがたくさん食べられます。時期にもよりますが、地元の人の行くマーケットでは日本円で1キロ130円くらいです。1キロは大体3~4個で、130円でこれだけおいしいマンゴーを満喫できるなんてと感激する日本人はたくさんいます。ただ、フィリピン人の多くは政府が定める最低賃金、あるいはそれ以下の収入しか得ていないのですが、マンゴー1キロはその最低日給の5分の1にもあたります。
普段食べるには高いですね。
--そうですね。ただ、セブでは5月くらいからインディアンマンゴーなるものが、市場に出回ります。これは、普通のマンゴーよりもちょっと小さくて、酸味があります。市場に行くと、一つ5円くらいで売っています。でも私は、普通のマンゴーよりもこちらのインディアンマンゴーの方が好きですね。




