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あなたにはきちんとしたホームドクターがいますか?
あなたにはきちんとしたホームドクターがいますか?

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 強風にあおられ、ものすごい勢いで閉まったドアに、4歳になる息子が左手薬指を挟んでしまいました。指はほとんどちぎれかけており、慌てて一番近い病院に駆けつけました。

 止血の処置もしてもらえぬまま、化膿予防の予防接種やら抗生剤やらを購入させられ(セブでは病院側で用意してくれないものが多い)、レントゲンの支払い(先に支払わないと撮影してくれない)、レントゲン撮影、点滴。この時点で既に1 時間半以上は経過。

 「専門医と連絡が取れないから暫く待つように」「今連絡取れたけれど、マクタンで手術中なので、7時には来られると思う」

 指を挟んだのが3時ですから、気の遠くなる時間です。待ち時間の間に点滴が漏れているのが発覚。針の入れ直しをするが何度やっても入らず、やり直しを繰り返す。そのたびに泣き叫ぶ息子。それと同時進行で足から採血を始める上に、 それもまた上手くいかずに何度もやり直し。悲鳴を上げる息子の指からはおびただしい出血。私もパニックになりました。

 そこへセブ在住の長い友人N子さんが駆けつけてくれて、以前同じような経験したフィリピン人のMさんを呼んでくれました。Mさんはドクターと病院の手配などを済ませCebu Doctorsまで転院を手伝ってくれたのですが、彼女の手際の よさには圧倒されました。フィリピン人は何をやってものんびりで頼りにならないと言うイメージがあったのですが、彼女には豊富な知識があり、さらにコネクションと言う意味でも大変力のある人だったようです。

 移動の間も出血は続き、指が元通りくっつくのか、出血で大事に至らないかと心配でたまりませんでした。この時点で夜の10時をすでに経過。

sleeping kid 病院に着くとすぐにドクターが待機していてくれ、すぐに適切な処置。手術は全身麻酔になるので翌朝6時に始める (一旦胃を空にしないといけないので)とのこと。ドクターは私を落ち着かせて、しっかりと説明をし、質問にも明確に答えてくれました。セブに来て初めて信頼のできるドクターに出会えた気がします。 翌日の手術はもちろん大成功でした。

 「しっかりとしたホームドクターを持つことが大切。緊急の場合にはそのドクターが専門医の紹介や病院の手配をしてくれるのが、フィリピンでの常識。ER(エマージェンシールーム。 緊急救命室)に行っても長時間待たされることがある」

 N子さんとMさんにこのように教えられました。私のような体験は他の人にはしてもらいたくありません。 信頼できるホームドクターを持つことを皆さんにもお勧めいたします。

By:セブ在住3年目 I さん(女性)


2008年3月号より

 
 
 
 
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